CNFと銅の複合微粒子

高い熱伝導性、電気伝導性、耐摩耗性を持つカーボンナノファイバー(CNF)ですが、単体では凝集または飛散しやすく、一層の使い勝手向上のための方策が検討されています。
ただ、従来は銅と均一に混ぜようとしても、カーボンナノファイバーが液中で糸くずのようにからまってしまう難点がありました。
今回、シナノケンシと、信州大学の遠藤守信教授や新井進助手は共同で、直径100nm程度の多層カーボン微細繊維を、銅イオンとともに溶液に溶かし、そこに電流を流すことにより、マイクロメートル・オーダーの球状の金属微粒子を作製することに成功しました。
これを熱と圧力で固めることよりモーター用ブラシの摩擦部分への応用が期待されるほか、他の金属やプラスチックなどとの複合材料化も可能性がありそうです。
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